キクチ・ヒサシ

文化と芸術を言祝ぐ『コトバの塔』

「 投稿者アーカイブ:hisashi 」 一覧

舟が流れていく

2024/01/10   -小説・物語

 図書館の中を歩いていたの、とミホが語りだす。キッチンの小さなテーブルに右頬をぴ ...

夏目漱石の夢

2024/01/10   -小説・物語

 目覚めたのかどうかにも気付いていなかった。暗闇の中、上半身がベッドに起きていた ...

キクチヒサシ ナンバーナイン

新刊「NO.9(ナンバーナイン)」の裏側

新刊「NO.9(ナンバーナイン)」は、クリスマスに物語をプレゼントしよう、という ...

夢の成熟

2021/10/26   -コトバの塔

これまで別々のものと認識していたものが、ある朝に目覚めると、それらが一つの布であ ...

青木拓人

青木拓人「summer hertz」(2020)レビュー。夜をくぐりぬけていく旅。

2020/06/18   -青木拓人, 音楽

青木拓人の新譜EP「summer hertz」は、弾き語りが3曲収録されている。 ...

志村けん(1950-2020)「英雄神話の体現と五人囃子の笛太鼓」

2020/06/06   -コトバの塔

志村けん。いかりや長介に弟子入りし、加藤茶の付き人だった男が、ドリフターズのメン ...

芸術DNAと断捨離

2019/03/31   -コトバの塔

内的世界というものは、同時に外的に現れてくるのが自然である。奥にしまい込んでいた ...

わたしのライフテーマ

2019/03/27   -意識

サヴィカスという男が、キャリア構築理論というものを唱えた。大きな物語を上から与え ...

男性原理

内的資産:男性原理の道具箱

2018/08/05   -意識

男性とは何か。女性とは何か。ということが、長らく関心事で、現在もそれは続いている ...

心身脱力の観察(イニエスタ、武道)

2018/07/29   -コトバの塔

脱力には、様々な意味があると思われるが、ここで話題としたい脱力は、無駄な力の入っ ...

祝いマスターの物語

2018/07/21   -コトバの塔

1 加藤の話では、それは突発的に起きたと言う。満員電車の中で、くちゃくちゃとガム ...

柳田国男の言う「妹の力」について考えたこと

2018/05/06   -日本文化

柳田国男は「妹の力」(いものちから:1942)という本を書いている。妹と書くが、 ...

球状するダンス

青木拓人「球状するダンス」(2018)レビュー。青きタクトが先導する、ミュージックパレード。虹色マンダラと飛翔する馬。

2018/05/04   -青木拓人

青木拓人の新譜「球状するダンス」がこの世界にリリースされたことを、あなたは知って ...

コトバの光と夜

2017/06/11   -コトバの塔

コトバの夜とは沈黙のことであり、空間、白紙、コトバの背景にあってコトバを存在させ ...

青の時代の夢

2017/06/04   -コトバの塔

どうやら夢の中にいるらしいな、とわたしは思った。前にもこういうことはあった。どう ...

星の光と生命の光

2017/05/28   -コトバの塔

空間を埋めているわたし(精神+身体)が、空間を次々と移動することが出来る。どこに ...

三十の夜に起きたこと

三十の夜に起きたこと

2016/12/05   -小説・物語

  三十歳。その年齢が節目なんて本当でしょうか。派遣会社で契約社員とし ...

創刊、内的宇宙出版の本、好評発売中。

2016/12/05   -小説・物語

内的宇宙出版の本をご紹介します。   クリスマスに降る夜[Kindle ...

グアルディオラの実像「ペップ・グアルディオラ、キミにすべてを語ろう」

2016/11/30   -サッカー

ペップ・グアルディオラ。サッカー選手として既に有名であったが、低迷していたバルセ ...

ゲーテ「ファウスト一部」(1808)上昇の前兆としての下降。

2016/11/30   -ゲーテ

ゲーテの「ファウスト」を手に取ったことは何度かあったが、初めて真剣に対峙してみた ...

渦巻く空間に倒れた経験(二十歳の意識更新式)

2016/11/21   -コトバの塔

二十歳の頃、わたしは大学生で、カラオケ店でのアルバイトを中心とした生活をしていた ...

身体意識、独特の重圧感、重量感についてのおしゃべり

2016/11/18   -意識

身体にかかる重量感について、高岡英夫は言語化している。宮本武蔵「五輪書」の解説の ...

精神と身体、心身一如について。人が幸せでいるのには、心身一如であれば足りる。

2016/11/13   -意識

1 精神と身体という分け方は、魂と物、光と物質という人間の世界把握の延長線上にあ ...

行為の超越について考えたこと。行為の結果に縛られないからこそ行為が鳴る。

2016/10/27   -コトバの塔

1 人間は行為するように出来ている。生命エネルギーは、使われることを待っている。 ...

抑圧と没我の違い。自我という牢獄を手放し、生命エネルギーWANTと共に在ること。

2016/10/27   -意識

真の本体は、電撃のように人を動かす生命の光であり、その場所を、ある人は他力と呼び ...