キクチ・ヒサシ

文化と芸術を言祝ぐ『コトバの塔』

「 投稿者アーカイブ:hisashi 」 一覧

キクチヒサシ ナンバーナイン

新刊「NO.9(ナンバーナイン)」の裏側

新刊「NO.9(ナンバーナイン)」は、クリスマスに物語をプレゼントしよう、という ...

夢の成熟

2021/10/26   -コトバの塔

これまで別々のものと認識していたものが、ある朝に目覚めると、それらが一つの布であ ...

青木拓人

青木拓人「summer hertz」(2020)レビュー。夜をくぐりぬけていく旅。

2020/06/18   -青木拓人, 音楽

青木拓人の新譜EP「summer hertz」は、弾き語りが3曲収録されている。 ...

志村けん(1950-2020)「英雄神話の体現と五人囃子の笛太鼓」

2020/06/06   -コトバの塔

志村けん。いかりや長介に弟子入りし、加藤茶の付き人だった男が、ドリフターズのメン ...

芸術DNAと断捨離

2019/03/31   -コトバの塔

内的世界というものは、同時に外的に現れてくるのが自然である。奥にしまい込んでいた ...

わたしのライフテーマ

2019/03/27   -意識

サヴィカスという男が、キャリア構築理論というものを唱えた。大きな物語を上から与え ...

男性原理

内的資産:男性原理の道具箱

2018/08/05   -意識

男性とは何か。女性とは何か。ということが、長らく関心事で、現在もそれは続いている ...

心身脱力の観察(イニエスタ、武道)

2018/07/29   -コトバの塔

脱力には、様々な意味があると思われるが、ここで話題としたい脱力は、無駄な力の入っ ...

柳田国男の言う「妹の力」について考えたこと

2018/05/06   -日本文化

柳田国男は「妹の力」(いものちから:1942)という本を書いている。妹と書くが、 ...

球状するダンス

青木拓人「球状するダンス」(2018)レビュー。青きタクトが先導する、ミュージックパレード。虹色マンダラと飛翔する馬。

2018/05/04   -青木拓人

青木拓人の新譜「球状するダンス」がこの世界にリリースされたことを、あなたは知って ...

コトバの光と夜

2017/06/11   -コトバの塔

コトバの夜とは沈黙のことであり、空間、白紙、コトバの背景にあってコトバを存在させ ...

星の光と生命の光

2017/05/28   -コトバの塔

空間を埋めているわたし(精神+身体)が、空間を次々と移動することが出来る。どこに ...

グアルディオラの実像「ペップ・グアルディオラ、キミにすべてを語ろう」

2016/11/30   -サッカー

ペップ・グアルディオラ。サッカー選手として既に有名であったが、低迷していたバルセ ...

ゲーテ「ファウスト一部」(1808)上昇の前兆としての下降。

2016/11/30   -ゲーテ

ゲーテの「ファウスト」を手に取ったことは何度かあったが、初めて真剣に対峙してみた ...

身体意識、独特の重圧感、重量感についてのおしゃべり

2016/11/18   -意識

身体にかかる重量感について、高岡英夫は言語化している。宮本武蔵「五輪書」の解説の ...

精神と身体、心身一如について。人が幸せでいるのには、心身一如であれば足りる。

2016/11/13   -意識

1 精神と身体という分け方は、魂と物、光と物質という人間の世界把握の延長線上にあ ...

行為の超越について考えたこと。行為の結果に縛られないからこそ行為が鳴る。

2016/10/27   -コトバの塔

1 人間は行為するように出来ている。生命エネルギーは、使われることを待っている。 ...

抑圧と没我の違い。自我という牢獄を手放し、生命エネルギーWANTと共に在ること。

2016/10/27   -意識

真の本体は、電撃のように人を動かす生命の光であり、その場所を、ある人は他力と呼び ...

豪栄道優勝に見る心技体の統一。人間に与えられた生命の力の発現。

2016/10/27   -大相撲

豪栄道が全勝優勝。大相撲九月場所における事件である。負け越しとなれば大関の地位を ...

梅原猛、日本の深層

梅原猛「日本の深層、縄文・蝦夷文化を探る」日本という島に住む人。初心返り、先祖返り、古層につながろうとする心の動き。

2016/10/17   -梅原猛

梅原猛の「日本の深層、縄文・蝦夷文化を探る」は、数か月前、文庫本で購入してから、 ...

黒澤明、姿三四郎

黒澤明「姿三四郎」(1943)無心に発現する光の力

2016/10/14   -黒澤明

黒澤明「姿三四郎」について記す。この半年で黒澤明映画全30作品を鑑賞し、書いてき ...

デルス・ウザーラ、黒澤明

黒澤明「デルス・ウザーラ」(1975)自然と文明の相克。大地の精霊として生きる美しい人。

2016/10/12   -黒澤明

黒澤明「デルス・ウザーラ」が、黒澤映画全30作品を観る中で、一番最後にやってきた ...

まあだだよ、黒澤明

黒澤明「まあだだよ」(1993)最高傑作、荘厳な人の生死と喜びと美しき天界の調べとユーモアと

2016/10/06   -黒澤明

黒澤明、傑作「まあだだよ」を初めて観たきっかけは忘れた。もう10回近く観てしまっ ...

八月の狂詩曲

黒澤明「八月の狂詩曲」(1991)聖なる光の芸術。野に咲く薔薇となるおばあちゃん。

2016/10/04   -黒澤明

黒澤明「八月の狂詩曲」を観たのは何度目だろうか。三回目くらいかもしれないが、後期 ...

黒澤明、天国と地獄

黒澤明「天国と地獄」(1963)接続により対立の境界が消える時。追う者と追われる者の秘かな同一性。

2016/10/01   -黒澤明

黒澤明「天国と地獄」を観るのは二回目で、好きな映画である。三船敏郎を主人公として ...