キクチ・ヒサシ

文化と芸術を言祝ぐ『コトバの塔』

「日本文化」 一覧

柳田国男の言う「妹の力」について考えたこと

2018/05/06   -日本文化

柳田国男は「妹の力」(いものちから:1942)という本を書いている。妹と書くが、 ...

豪栄道優勝に見る心技体の統一。人間に与えられた生命の力の発現。

2016/10/27   -大相撲

豪栄道が全勝優勝。大相撲九月場所における事件である。負け越しとなれば大関の地位を ...

梅原猛、日本の深層

梅原猛「日本の深層、縄文・蝦夷文化を探る」日本という島に住む人。初心返り、先祖返り、古層につながろうとする心の動き。

2016/10/17   -梅原猛

梅原猛の「日本の深層、縄文・蝦夷文化を探る」は、数か月前、文庫本で購入してから、 ...

梅原猛、空海

梅原猛「空海の思想について」空海のコトバの曼荼羅、大笑いのYESの響き

2016/09/21   -梅原猛

梅原猛「空海の思想について」(1980)を読んでおもうところを記す。物事の区別に ...

アイヌ、熊送り

「クマにあったらどうするか」アイヌ民族最後の狩人に学ぶ共生の在り方、熊の真実。

2016/09/16   -日本文化

「クマにあったらどうするか:アイヌ民族最後の狩人」を読了した。非常に面白く、卓越 ...

憲法フェス

見知らぬ老人との会話、大袈裟太郎との出会い

2016/09/16   -日本文化

9月11日の夕方、中崎町ホールには、人々の行列が出来ていた。三宅洋平のライブを観 ...

三宅洋平、憲法フェス

三宅洋平、憲法フェス@大阪(2016.9.11)yesとnoを超えて、大文字のYESの円環。

2016/08/27   -日本文化

三宅洋平の憲法フェスなるものが大阪で9月11日に予定されている。三宅洋平の選挙フ ...

聖徳太子

梅原猛「聖徳太子」実在と虚構、世界を観るメガネの問題。事実とイメージを合わせた真実像、救世主元型の投影。

2016/08/03   -梅原猛

梅原猛の「聖徳太子」は6年の歳月をかけて執筆された3500枚の著書である。ページ ...

親鸞、他力本願の意味を把握する。自我(エゴ)を超えて、自立と依存を超えて、絶対他力のYESを言うこと。

2016/07/28   -親鸞

親鸞は、鎌倉時代の宗教家であり、現代では、世界的に評価される哲学者でもある。「他 ...

梅原猛「少年の夢」(2016)傷ついた者が大きな夢を見る。人類哲学の創造。

2016/07/14   -梅原猛

梅原猛「少年の夢」を読んだ。対談を主とした同タイトルの書籍も存在するようで、いず ...

梅原猛、中上健次「君は弥生人か縄文人か」(1984)

2016/07/05   -梅原猛

梅原猛と中上健次の対談で構成する「君は弥生人か縄文人か」を読んだ。日本基底文化と ...

聖徳太子の実在。イメージとは、言葉以前のコトバであり、人類生得的な本能のコトバである。

2016/07/01   -聖徳太子

聖徳太子。日本建国の中心人物、軸となったカリスマであり、日本で初めて著書を執筆し ...

四天王寺散歩(写真)親鸞、空海、聖徳太子と七星剣に想いを馳せて。

2016/06/17   -聖徳太子

聖徳太子建立、四天王寺は、わたしの好きなお寺です。最澄、空海、親鸞、一遍などが、 ...

「聖徳太子へのお手紙」:コトバの塔建築に際して、四天王寺、番匠器名号を御守りとさせていただきます。

2016/06/16   -聖徳太子

コトバの塔建築に際して、番匠器名号を御守とすることにしました。百済より大工技術を ...

岡倉天心「日本の覚醒」(1904)全体を把握、凝縮して歴史を描く岡倉天心の詩人としての天分、現代日本覚醒のヒントを学ぶ。

2016/06/10   -岡倉天心

岡倉天心「日本の覚醒」(1904)を読了した。ニューヨークで出版され、日本人の立 ...

大相撲五月場所、白鵬から稀勢の里に渡ったもの:スー男の縦綱

2016/05/16   -大相撲

大相撲五月場所、白鵬と稀勢の里が全勝。折り返しを過ぎ、優勝争いが白熱してきました ...

大相撲五月場所、遠藤復調:スー男の縦綱

2016/05/12   -大相撲

大相撲五月場所、やっております、二ヶ月に一度、熱い男たちの裸一貫のまわしの取り合 ...