キクチ・ヒサシ

文化と芸術を言祝ぐ『コトバの塔』

「映画」 一覧

黒澤明「どですかでん」(1970)と宮沢賢治「銀河鉄道の夜」の相似。時空を超えたイメージ世界の実在。

2016/06/13   -黒澤明

黒澤明「どですかでん」(1970)を観ました。冒頭の黄金色にわたしは恍惚としまし ...

黒澤明「悪い奴ほどよく眠る」(1960)組織における人間の腐敗を、個人においては超える、廃墟での美しいキスシーンに象徴されるもの

2016/06/10   -黒澤明

黒澤明「悪い奴ほどよく眠る」(1960)を観た。この映画の翌年には「用心棒」(1 ...

フランク・キャプラ「素晴らしき哉人生」(1946)人間の善意の美しさと生の素晴らしさ。星の視点で描かれ、どれほど人がつながっているのかを体感させてくれる天使からの贈り物

2016/06/07   -素晴らしき哉人生

フランク・キャプラ「素晴らしき哉人生」(1946)という映画を観たことがない人が ...

「セント・オブ・ウーマン」(1992)覚悟と決意を持った態度が、意味を超えた対話を誘発し、壁を超えさせる。毒舌のエネルギーが力強い演説へと変容する瞬間。

2016/06/07   -アル・パチーノ

映画「セント・オブ・ウーマン」(1992)を観た。邦題は「夢の香り」となっている ...

黒澤明「七人の侍」(1954)魂の舞台を映画時空間に創造。組織を統べる徳と才(トリックスター元型を召喚した三船敏郎が坂口恭平に見えて仕方がない)

2016/06/05   -黒澤明

黒澤明「七人の侍」(1954)を観た。本物の村をその場に創って、ドキュメンタリー ...

黒澤明「椿三十郎」(1962)個と組織の関係、その模範像を抜身の刀と鞘に入った刀で象徴的に描く。

2016/06/04   -黒澤明

黒澤明「椿三十郎」(1962)は、「用心棒」の続編的扱いということなのですが、い ...

チャップリン「街の灯」(1931)形式と慣習を破り、笑と涙を創造する道化。現代人の昼と夜の分裂を滑稽に描く。

2016/06/03   -チャップリン

チャップリン「街の灯」(1931)が封切られたとき、チャップリンの隣には、アイン ...

黒澤明「夢」(1990)全8話の解説、夢分析の試み

2016/05/31   -黒澤明

黒澤明監督の映画「夢」(1990)は、1990年の5月25日に公開されていると言 ...

ウディ・アレン「ミッドナイト・イン・パリ」(2011)芸術家とパリ

2016/05/27   -ウディ・アレン

ウディ・アレン「ミッドナイト・イン・パリ」(2011)は、日本では2012年5月 ...

デヴィッド・リンチ「ストレイト・ストーリー」(1999)

デヴィッド・リンチの「ストレイト・ストーリー」は実話を基にしているのもあってスト ...

黒澤明「酔いどれ天使」(1948)魂の医師の処方

2016/05/25   -黒澤明

黒澤明監督の映画「酔いどれ天使」を(1948)観た。わたしが黒澤明映画に衝撃を受 ...

北野武 「ソナチネ」(1993)

2016/05/16   -北野武

北野武監督の「ソナチネ」(1993)を久しぶりに観ました。これは大人の夏休みなん ...

フェリーニ「道」(1953)

2016/05/14   -フェリーニ

フェデリコ・フェリーニの「道」(1953)をツタヤで借りてきて観た。借りる時に店 ...